第114回医師国家試験体験記⑦ 〜究極MAP〜

医師国家試験

究極MAPへの愛と感謝が溢れすぎた結果、長くなってしまったので別記事で書きました!!

究極MAPはMedu4が開講している直前講座(6年1月〜)です。
(Medu4・直前講座についてはこちら→)

直前講座はこれ一択。圧倒的おすすめです!!
全映像授業の中でダントツにおすすめと言っても過言ではないかもしれない!!

参考文献:Medu4究極Map

講座内容

究極MAPには直近8年間に出題された問題を基に国試合格のための(最低限の)知識がぎっしり詰まっています。他の予備校直前講座の『予想問題、数撃ちゃ当たる』とは真逆の、過去の国試で出題されている知識を整理・凝縮するという、本来予備校に求められている『国試の過去問分析』から産まれている講座です。
この講座にかけられている穂澄先生の労力は想像に難くありません。

実際の成果としても、『113回的中率は400問中256問(64%)でした。 考えたり、消去法使ったり、類推して解ける系(約10%)を加えると、究極MAPだけで普通に合格ライン超えたことになります。』 By Medu4公式

114回は国試のセンター試験化と他の直前講座による予想問題の惨敗もあり、さらに圧倒的な力を見せつけていた印象です。
(※国試のセンター試験化 絶対に取らなければならない問題と正答することが難しい問題の2極化が進み、絶対に取らなければならない問題をいかに100%近く取るかが合格に直結する、高いレベルでの正答率を求められるセンター試験の様相を呈してきている。

※絶対に取らなければならない問題 直近の国試において出題されており、国試予備校の講義内容に含まれており、受験者の対策している
正答することが難しい問題 難易度の高い新出問題、国試の過去問だが最後に出題されたのが10年以上前の問題→予備校の講義内容には含まれておらず、受験生も直近の過去問を重点的に勉強しているので正答率が著しく下がる

おすすめポイント

国試突破に必要な知識が過不足なく詰まっている

なんといってもこれに尽きます。
この講座の内容をすべて覚えきれば確実に国試に合格できると言ってしまっていいとまで思います。
しかも理解→点数に時間のかかる病態生理ではなく、直前期の暗記により点数が見込めるキーワードを重点的にまとめてある印象を受けます。おそらく意図的にこのような構成になっているのだと思います。

114回では びっくり目→SCA3(spinocerebellar ataxia 脊髄小脳変性症3型)、別名MJD(マシャド・ジョセフ病、Machado-Joseph disease)
が的中?しています。(予想問題じゃないから的中ではないか???)
この他にも多くあるとは思いますが、この問題が個人的にめちゃくちゃ印象的だったので!(こんなん直前に見てなかったらわかんなくない??????)

メンタル維持

国試直前期のメンタルがお亡くなりになっていて、なにを勉強していても『もっと効率のいい勉強があるのでは、、、、』などと疑心暗鬼になってしまうような状況でも、【とりあえず朝起きたら究極MAP見る】のルーティンによりメンタルを健全に保つことができます(当社比)

欠点

わりと量が多い 

60分×10コマ、24枚のMAPですが、中身がぎっしりつまっているのでかなり量は多く感じます。穂澄先生の早口も相まって(笑)倍速再生はできず、過去問演習等の時間も考えると1コマ/日、がんばって2コマ/日と思っていた方が良いです。しかも最低でも2〜3周してしっかり覚え込む必要があります。

回数別の難易度がバグる

究極Mapやってから国試の回数別解くとめちゃくちゃいい点数取れます。(回数別まとめたのが究極Mapだから当たり前〜)。そのノリで本番臨むとゲキムズに感じてメンタルが死にます(実際死んだ)

今までの知識との整合性を取るのが意外と大変

今までMedu4じゃなかったのが大きいとは思いますが(ずっとQAだった)、今までの考え方とか覚え方とちょっとちがうことがあって、そこを整理するのが少し大変でした。

おすすめの受講方法

1周目 まずは全体像を掴む

1コマ(1時間)/日のペース 1/1〜10
等倍〜0.75倍で視聴、基本一時停止せず、まずは全体像を掴みましょう
板書は一時停止してでも書き込んでいきます!口頭説明は書き込み間に合わなかったら諦めて2周目以降に書き込みましょう。
最速で1周を終わらせて全体像を掴むのが目標です!
 

2周目 映像授業のすべての情報を書き込む+暗記項目の抽出

1コマ(1時間)/日のペース 1/11〜20
等倍〜1.5倍速程度、必要なら一時停止をしつつ口頭説明含めて映像授業から取れる情報はすべて書き込んでいきます。
情報をすべて書き込んでおくことには以下の目的があります。
 さらにメンタルが死んでくる直前期の3周目以降の負担をなるべく減らす。
 他の勉強との兼ね合いで3周目を受講しない選択もできる。

暗記項目を抜き出していく

2周目にやっておいたほうがいいこととして、暗記項目の抽出があげられます。
究極MAPを繰り返し受講し記憶に定着させるだけでも十分強力ですが、出題率の高い内容が精度高くまとまっているので、さらに究極MAPを髄までしゃぶり尽くすためにきっちり暗記していないと本番の点数につながらないキーワード・数字を中心に完璧に暗記してしまいましょう。(114回のびっくり目など!)

暗記1周目として究極MAP1枚につき4〜5項目(24枚あるので計120項目)
1周目がきちんと暗記できたら、暗記2周目として再度究極MAP1枚につき4〜5項目を抽出するのもおすすめです。

別記事に暗記方法をまとめたのでよかったら参考にしてください!

3周目以降 

受講 1/21〜適宜
 1.5〜2倍速程度 書き込むこともほぼないため、ある程度速度をあげて受講していきましょう。
 受講3周目とともに暗記2周目の暗記項目を抽出していくのがおすすめです 
 3周目以降はメンタルの安定のための受講の意味合いが強くなってくるので、暗記・過去問演習等との兼ね合いを見て究極MAPの受講は2回で終了して、キーワードをきっちり暗記していくでも十分だと思います。

5年時

5年時に受講しておくことを強くおすすめします。
正直、暗記項目を6年1月〜の直前期に作りはじめるのはギリギリです。
できれば〜6年12月で暗記項目は作り終えて、6年1月〜の直前期は実際の暗記に注力したいです。
そのためには5年時に究極MAPを受講し、暗記項目を抽出しておく必要があります。
逆にいうと5年時は1回受けて、全ての内容をメモできればそれで十分です。覚え込む必要はありません。どうせ国試までの1年で忘れるし。

6年時の究極MAPは変更点をCheckして、暗記項目を少し書き加えればOKになります。

欠点として究極MAPを受講してしまうと先に答えを見ているような状況になるため、回数別の効果は半減しますが、早い時期から国試で重要な箇所と最低限必要な知識量、とくに暗記が必要なキーワードを早くから知れるのは有利かなと思います。

〜4年時で受講する必要はない!!

究極MAPは要点しか載っておらず、詳しい病態生理をすっ飛ばして結論のみがまとまっているイメージです。
つまり知識のうち、暗記に大きく比重を置いています。
直前期は病態生理等を理解するよりも、暗記をしたほうが国試の点数に直結するため、意図的にこのような構成になっているのだと感じます。

病態生理等の勉強が不十分だと、少し考えれば導ける病態生理含めてすべて丸暗記になってしまうため、国試合格に必要な暗記量が膨大になってしまいます。
そのため時間に余裕のある時期に通期講座にてきちんと病態生理を勉強し、国試突破に必要な暗記項目を減らしていくことをおすすめします。

さいごに

全国試受験生が受講すべき究極Map!!
ぜひ受講してください!!(圧力)

114回医師国試体験記の他の記事は第114回医師国試体験記①からご覧ください。

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